こんにちは。
ファッションブロガーkaorinnです。
私が愛してやまない動物園、それは「神戸どうぶつ王国」。
動物園なのにゾウもいない、キリンもいない。
ゴリラもいない、チンパンジーもいない。(どこまで言うつもり)
それでもリピーターが多いのには理由があるんです。
神戸にありながらなかなか知名度の上がらない、そんな神戸どうぶつ王国についてレポートしてみたいと思います。
Contents
全天候型対応の人・花・動物ふれあいパーク
神戸どうぶつ王国はインサイドパーク(屋内)とアウトサイドパーク(屋外)の大きく2つに分かれています。
動物園といえば夏は暑く、冬は寒い、そんなイメージがありますがここは屋内に入るとエアコンで温度調整されていて快適。
雨が降っても屋内施設なら傘を持たず楽しむ事が出来るんです。
動物との距離が近いのがポイント
動物との間に柵があったり、距離が遠かったり、子供達にとっては遠い存在の動物。
ですが、ここでは出来るだけ柵や檻を取り払い目の前すぐ近くで動物が見れるような工夫がされています。
(もちろん狼などの獰猛な動物はガラス越しですが)
どれくらい距離が近いか一部ご紹介します。
入り口を入って1番にビーバー達がお出迎え。
こちらも柵は一切なく、ビーバーが泳いだり岸でくつろぐ姿をそのまま観察出来ます。
カピバラは園内を歩いている途中の広場にたくさん集まっていました。
ワオキツネザルはものすごい数。
望遠無し、このままの距離感で大興奮でした。
親子で遊ぶ姿も見られとても微笑ましい光景。
人に慣れているのか近くにいても気にせず撮影させてくれました。
レッサーパンダは頭の上まで伸びた木の枝をつたってすぐ頭上に。
真下から動物を見上げることが出来るのも貴重な体験。
カンガルーも人がいようがおかまいなし。
こんな無防備な姿で昼寝するカンガルーも柵越しではなくすぐ目の前。
こちらのカンガルーはお腹の袋から赤ちゃんの足がのぞいていました。
鹿とカンガルーが仲良く添い寝するレアな光景も。
エサやり体験が豊富
飼育員がエサをあげるところが見学できるショーはよくありますが、ここでは動物たちとのふれあいを大切にしています。
実際に自分の手から動物へエサをあげる事も可能。
カピバラ・オオハシ・カンガルー・アルパカ・羊などなど、エサやり体験は1回100円。
私もカピバラのえさやりを体験しました。
歩いている途中、ナマケモノがエサをもらっているところにも遭遇。
こちらも檻や柵は無く、ナマケモノが食事しているシーンをこんなに近くで見たのは初めてのことでした。
飼育員さんが皆さん親切で、動物についての質問にも詳しく丁寧に答えて下さいます。
共生パークの意味がよく分かる
園内は動物と人を分け隔てることなく、同じ空間で共に生きる事を目指しています。
歩いているといろんな動物に遭遇しますが、むやみに触ることをせずそっと道をゆずる、お客さんが自然とそう振る舞える空間が出来上がっていました。
アルパカがお散歩中。
飼育員さんが、「触るとツバを吐くから注意して下さいね」と言いながら通過していきました。
オレンジ色が美しいショウジョウトキ。
すぐそばに水辺があるのですが、陸の上を歩きたい気分だった様子。
小さい子供達に踏まれないよう避けながらお散歩中。
ゾウガメは道のど真ん中を占領中。
まったく動く気配無し、日光に当たってのんびりくつろいでいました。
この他にも、ウサギや犬、猫と触れ合える広場やドクターフィッシュに角質を食べてもらえるふれあいフィッシュ広場など、子供も実際に動物に触れ合える場所がたくさん用意されています。
施設内の細やかな心遣いが素晴らしい
動物の事にばかり触れてきましたが、園内はお客様への心配りでいっぱいでした。
エサやりや触れ合えるコーナーが多くあるからこそ、通路のあらゆる場所に手洗い場が設けられています。
屋内・屋外どちらのスペースにも洗剤を準備した手洗い場がたくさんありました。
屋外に通じる入り口には日よけ雨よけ用の傘がこんなにも準備されていました。
ここまで気配りの行き届いた動物園はあまり記憶が無く、感動しました。
園内はもちろん禁煙ですが、喫煙所も完備されています。
エアコンで快適な屋内エリアにはたくさんのテーブルスペース。
園内のレストランも同じエリアにあり、食事も楽しめます。
エリア間やお手洗いもバリアフリー化されていて車いすやベビーカーでの移動も簡単。
授乳やおむつ替えスペースも用意されていて、ミルク用のお湯はレストランやカフェテリアでいただけます。
と、ここまで来たらもう言う事なし!
もう楽しいしか無い空間で大人も子供も1度来たら虜になるはず。
まさにこれが今の気持ちです。
●まとめ<幸せな気持ちになる動物園>ってこういうこと
ただ動物を見る、楽しい、それだけじゃなくみんなが笑顔になる、帰る時には幸せな、そしてちょっと寂しい気持ちになる動物園。
お客さんの笑顔だけでなく、飼育員さんの笑顔にも出会える素敵な場所。
決して大きな園では無いけれど、充足感=園の規模じゃないって事を実感しました。
神戸に来る機会が出来たら、この園の事を思い出してもらえると嬉しいな(個人的に)。
【施設情報】
〒650-0047 神戸市中央区港島南町7-1-9
TEL:078-302-8899 FAX:078-302-8222
営業時間は季節によって異なるためホームページをご覧ください。
ホームページ:https://www.kobe-oukoku.com/